2008年12月09日

WALL-E ウォーリー

人類が見捨てた地球を700年もの間清掃し続け、いまや独りぼっちとなってしまったゴミ処理ロボット‘WALL-E’ 子犬を連想させるウォーリーのコミカルな動きやロボット同士のふれあい、西暦2700年頃の地球観、人類の生活様式、おそらく製作者の強い意図があったのでしょう、予想以上にメッセージ性が強い作風に強い衝撃を受けます。ところが、アニメーションである為上手くオブラートに包まれており、いい味を出しています。
 
実写では恐らく出せなかったであろうこの風味を、アニメーションとロボットを擬人化することで出来ばえをワンランクアップさせています。惜しむらくは宇宙空間の展開で中だれしますが、安心して観れる映画が少なくなる中大人から子供まで誰にでも楽しめるため、非常に優れた作品といえるでしょう。この「WALL-E」お勧めです!
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2008年10月09日

砂の器

暗い生い立ちが公になることを恐れて、成功した音楽家は養父を殺害する。ハンセン病患者に対する差別、貧困、人間性の葛藤、その映像美、松本清張原作‘砂の器’も面白いですが、数少ない原作を超えた映画といえる野村芳太郎監督作‘砂の器’。
 
その殺された養父である警官を演じていたのが、先日亡くなった緒方拳だったとは!まるで本当に田舎者で人柄のよい警官の役を、緒方拳は存在感を示すことなく見事に演じていたといえるのではないでしょうか(中学生頃に映画館で観たためかなり記憶が薄れてきていたのですが)。
 
砂の器以外に「復讐するは我にあり」「楢山節考」「鬼畜」・・・極悪人、善良な一般人、偏屈の小説家等々、緒方拳の演じる役柄こそ彼自身が有する本来の性格ではないのか、そのように錯覚してしまいます。だからこそ養父である人の良い警官は、彼自身を感じさせなかったのではと今更ながら思われます。
(それにひきかえ、昨今の自称名優連中達は、愚かにもその過剰演技で映画をぶち壊していることに気がつかないのでしょうか)
 
非常に惜しい俳優をなくしたものです。三十数年ぶりに‘砂の器’が見たくなりました。
 
 
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2008年04月07日

男優チャールトンヘストン

アメリカを代表する俳優チャールストンヘストン氏が亡くなった。
壮大な映画の主役が良く似合う俳優であったイメージがある。
 
CH氏の映画を初めてみたのは、確か‘十戒’か‘ベンハー’で、
その大柄な身体と誇張的演技は、良くも悪くもアメリカの正義を象徴していたのでは。
 
その後、‘大いなる西部’‘猿の惑星’‘ソイレントグリーン’‘パニックインスタジアム’等様々な映画に主演したが、彼の演技スタイルは不変であったと思う。
 
彼のような俳優は、その後出てきていないし、おそらく現れないような気がする。
一つの時代が過ぎ去った思いでいっぱいである。
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2008年03月11日

追いつめられて

私達の職業は今が繁忙期、昨年や一昨年は土日も出勤し追いつめられた状態で、期限ギリギリに滑り込んでいました。
 
今から20年ほど前に見た「追いつめられて」。
ケビンコスナー、ジーンハックマンが出演していた推理サスペンス映画です。
主人公のケビンコスナーがペンタゴン内部で徐々に行く手を阻まれ追いつめられてゆく映画、ラストのどんでん返しを含め非常に面白かったと思います。美しいショーンヤングも必見!
DVDが出ているのなら是非鑑賞してください。
 
ところで、今年の申告業務については、安井君がかなり仕事をこなしてくれていることもあり、順調にはかどっています。
この状態ならば、「追いつめられ」ることはなさそうです。
 
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2008年02月15日

アメリカンギャングスター

「アメリカンギャングスター」、黒人の麻薬王とアンタッチャブルな刑事とを描いた実話である。
ニューヨークの暗黒面を描いているので、暴力などの場面が多くR-15指定であるけれども、重厚で骨太なストーリーで平均点以上の出来ばえではないだろうか。
監督は名監督の誉れ高いリドリースコット、代表作として「エイリアン」「ブレードランナー」「テルマ&ルイーズ」「グラディエーター」・・・数え上げればきりがないほどである。
ただ、少しだけ残念なこととして、往年の切味がなくなってしまったのだろうか、前半部分の展開がもたもたしている。事件の展開する舞台が二転三転する「起承の」重要な時間帯、物語が風雲急を告げるようなスピード感が感じられない。
麻薬王のデンゼルワシントンは、やはりアメリカの良心風であるし、ラッセルクロウは、高貴にも任務遂行する麻薬捜査官でありながら、汚職刑事風である。
‘内容、脚本、映像美そして後半部分がすばらしい出来ばえ’があるだけに、前半部分のもたもたした展開がもったいない気分です。
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2008年01月08日

50回目のファーストキス

正月に見たDVD映画の中で、最も好きな一本をあげるとこの「50回目のファーストキス」になります。
 
内容に圧倒され且つ印象的であったのは、「父親たちの星条旗」ですが、好きな映画なら文句なしにこの映画です。
自動車事故の後遺症で記憶が1日以上継続しない病を抱える女性の主人公と、その彼女を毎日口説く男性主人公の恋愛が成就する話。
安心して観賞できる映画です、一度ご覧下さい(ちょっと会話がHなところあり)。
 
女性主人公のドリューバルモアは子供の時代から名子役として活躍していた女優、確か十代後半の頃麻薬で刑務所に入った経験があるときいています。その彼女が主役兼プロデューサーとして再び活躍している姿とこの映画の役どころが少しダブります。
ペンギンやアザラシなど動物の演技も感心させられるほど旨いです、どうやって演技指導したのでしょうかね〜。
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2007年12月19日

シェーン

「映画‘シェーン’の著作権は2003年末で消滅した。」昨日、最高裁小法廷で出された判決です。
 
‘シェーン’ 久しぶりにこの題名を目にしました。


アランラッド扮するさすらいの名ガンマン‘シェーン’が、西部開拓に苦しむ農民達を助け、たった一人で悪徳牧畜主の雇った殺し屋と決闘し、その町を去ってゆく映画です。子供の目線で物語を展開させたことが、この映画に遙かなる厚みを持たせています。


ちなみに、‘シェーン’には死亡説と生存説があり、映画の幕切れシーンをいかに解釈するかで、この二通りの解釈となるようです。鑑賞されたときは、少し注意してみてください。


ところで、著作権の話ですが、2004年に著作権保護期間が70年に延長されたものの、著作権保護期間の判断が微妙な1953年以前の映画は保護期間が50年間である、との最高裁判断。映画や音楽は文化象徴的なもの、制作者(ア−チスト)に敬意を表し、著作権は継続中である、という判断を期待していたのですが・・・・・
なにわともあれ、この時代の映画には傑作が数多くあります、「オールウェイズ三丁目の夕日」の時代に公開された映画を一度ご覧下さい。


 1950年代(40年代、30年代はまたいつか)のお奨め映画は
  もちろん「シェーン」
       「ジャイアンツ」
       「ロ−マの休日」
       「12人の怒れる男達」
       「死刑台のエレベーター」
       「恐怖の報酬」
       「七人の侍」
       「天国と地獄」
       以下、条件付で・・・
       「禁じられた遊び」・・・・・悲しすぎます??
       「道」・・・・・これも悲しすぎです??
       「陽のあたる場所」・・・・悲惨です

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2007年12月09日

ナイトミュージアム

自然史博物館の展示物が真夜中に動き出す、そんな荒唐無稽の話しを映画にした「ナイトミュージアム」、期待していなかっただけに、望外に楽しめました。
夜警員を演じているのはベン・スティーラー、「メリーに首ったけ」で情けない主人公を演じた彼は、この映画でもいい味を出しています。
子供でも十分楽しめる映画、一度いかがでしょうか。
 
大阪にもありました自然史博物館、http://www.mus-nh.city.osaka.jp/
ただし展示物は動きません。
 
また、大阪市立科学館もいいですよ
詳細、http://www.sci-museum.jp/
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2007年11月15日

12人の怒れる男たち

裁判員制度と聞いて思い出すのは、子供の頃に見た映画「12人の怒れる男たち」。
 
アメリカの陪審員制度の下で,犯罪を犯した黒人少年が裁かれるストーリー。
記憶が確かなら、ほとんど1室内のみで話は展開し、比較的短い上映時間だったと思います。
当初主人公を除く11人全員が、その少年の有罪を主張していました。しかし、ヘンリーフォンダ演ずる主人公が、人種や世代という感情にとらわれることなく入念な検証をその密室内でおこない、少年の無罪を証明し、最終的にその少年は無罪が確定してゆきます。
 
この映画を通じて、アメリカ合衆国が多国籍民族の集まりであることを知り、またアメリカ司法制度の奥行き、そしてアメリカには正義が存在する、そのように信じ込みました。私の観た映画のなかで、10傑いえ5傑にかぞえられる不朽の名作です。
現在、この映画に見たアメリカの正義、陪審員制度は果たして機能しているのでしょうか? 詳しいことは定かではありません。
 
翻って、まもなく開始する日本の裁判員制度、そこでのジャッジに、日本の正義が反映されることを願ってやみません。
 
今日は難しい話で、‘一休み’とはなりませんでした。

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2007年11月05日

やはりクリントイーストウッドは凄かった

「逃亡者」「ローハイド」、子供の頃見ていた外国のTVドラマです。
面白怖かったのは逃亡者、しかし断然かっこよかったのはローハイドの‘クリントイーストウッド’。
 
彼が世に出たのは、マカロニウエスタン「荒野の用心棒」、ビッグスターの仲間入りしたのが、ハリーキャラハンを演じた「ダーティーハリー」シリーズ。
監督業にのりだし撮影した「恐怖のメロディ」「荒野のストレンジャー」を見た感想は、「俳優に専念すればいいのに」だったと思います。
 
十数年後、私のその感想はものの見事に裏切られました。後の監督作品は、「硫黄島からの手紙」 「ミリオンダラーベイビー」 「ミスティックリバー」「スペースカウボーイ」等、人種や世代を超え(おそらくネ)、感情を共感できるすばらしい作品に仕上がっています。
 
ということで、今まで見逃していた「許されざる者」ですが、アメリカ中の賞を総なめした作品に比べ、日本での評価は想いのほか高くありません。
鑑賞した感想というと、記事タイトルどおり「やはりクリントイーストウッドは凄かった」。
 
作品内容と邦題に多少のずれがあり、それが作品をより不合理に見せかけてしまうのか。原題「UNFORGIVEN」−許されなかった者−?老ガンマンの彼が許されなかったのは、世間からなのか?それとも神から許されなかったのか?
 
西部開拓時代の冷酷無比の殺人者マニー、その彼を更正させた、いまは亡き妻の眠る土地。
その土地を、自らそして子供たちへの復讐から逃れるため、終の棲家とすることを許されず、見知らぬ土地へ移住し、子供たちへの報復におびえて暮らさなければならない、彼は安穏の生活を-UNFORGIVEN-許されなかった。
片や、正義を超越し悪の領域に踏み込む行為すら厭わないジーンハックマン演ずる保安官、彼もまた許されざる者。クリントイーストウッド演ずるマーニーとは逆に、彼は町の保安官として生き続けることを-UNFORGIVEN-許されなかった、そのように考えられます。
 
‘駅馬車’‘帰らざる河’‘シェーン’‘荒野の用心棒’昔の西部劇は楽しかった。‘許されざる者’酒場の決闘シーンは‘シェーン’に匹敵する緊迫感・・・しかし楽しさはまったく無い。西部開拓時代の「生と死」を突き付ける重い重い映画でした。
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2007年10月29日

ヘアスプレー 

あまり好みでないミュージカル映画ですが、今上映中の「ヘアスプレー」は楽しめました。
「雨に唄えば」「サウンドオブミュージック」「ウエストサイドストーリー」「シカゴ」これらの作品はその時代を映し出したすばらし作品群ですが、これに劣らない出来に仕上がっている、と言い切ってしまいましょう。
東海岸ながら南北の境に位置するボルチモアという微妙な土地柄を下敷きに、暗くなりがちな差別問題をさらりと劇中に織込み、60年代風のアップテンポで陽気な音楽と登場する俳優達のハイな演技が、「ヘアスプレー」を一流の作品に仕上げています。
中年女性役を演ずるサタデーナイトフィーバー男“ジョントラボルタ”、彼が来年のアカデミー賞でノミネートされるとすれば、助演女優賞? 
あのミシェルファイファーが主人公のスターダムを妨害する嫌われ役で、やはり・やはり上手い!
主演の高校生役を演じるのは、ニッキーブロンスキー???(知りません新人か!)、ドラム缶体型で踊るステップは、強烈なインパクトで、さしあたり日本の中年ダンサー“パパイヤ鈴木”のハリウッド女性版といっておきましょう。
ミュージカル嫌いの方も、一度鑑賞してみる価値があると思います、ただし「ヘイママヘイママ」のリズムが頭をぐるぐる駆けめぐり、眠れないかも!
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2007年09月27日

ジョーズ前

ジョーズ前
「ジョ−ズ前」でハイポーズ!(筆者右端)
 
 
開園間もない頃に訪問して以来、しばらく足が遠のいていたUSJ、ちょっと前になりますが(8月初旬)楽しんできました。
 当初には無かったアトラクション「スパイダーマン」、この前衛星放送で放映していた「バックトゥーザフューチャー」、映画よりはるかに出来のよい「ウォーターワールド」、甥がはまってしまった「スヌーピー館」。午前10時頃に入園し気がつけば既に午後3時、作り物とわかっていても、映画好きの私には子供の頃に帰ったようで、娯楽の時間はすぐに流れてゆきます。
 そのなかで、最も楽しめたのが「ウォーターパレード」。水鉄砲を手に持ち、水が詰まった風船を大きなかごに入れて、お兄さんお姉さんたちが踊りながらパレード道路を行進します。お約束のように、兄さん姉さんはその水鉄砲や水風船で観客を襲撃してきます。甥を肩車に乗せていたのでうまく逃げられず、頭から水を被る羽目に・・・。
でもご安心を、水の量はほどほどに調節されているのか、水に濡れる行為に程よい心地よさを感じます。ここのパークの演出コンセプトは  なのかもしれませんね。
でも、冬場に水はちょっと厳しいな〜・・・・ おそらく、火 重視なんでしょうね
posted by ドンドン at 14:07| Comment(5) | TrackBack(0) | 映画