2007年11月05日

やはりクリントイーストウッドは凄かった

「逃亡者」「ローハイド」、子供の頃見ていた外国のTVドラマです。
面白怖かったのは逃亡者、しかし断然かっこよかったのはローハイドの‘クリントイーストウッド’。
 
彼が世に出たのは、マカロニウエスタン「荒野の用心棒」、ビッグスターの仲間入りしたのが、ハリーキャラハンを演じた「ダーティーハリー」シリーズ。
監督業にのりだし撮影した「恐怖のメロディ」「荒野のストレンジャー」を見た感想は、「俳優に専念すればいいのに」だったと思います。
 
十数年後、私のその感想はものの見事に裏切られました。後の監督作品は、「硫黄島からの手紙」 「ミリオンダラーベイビー」 「ミスティックリバー」「スペースカウボーイ」等、人種や世代を超え(おそらくネ)、感情を共感できるすばらしい作品に仕上がっています。
 
ということで、今まで見逃していた「許されざる者」ですが、アメリカ中の賞を総なめした作品に比べ、日本での評価は想いのほか高くありません。
鑑賞した感想というと、記事タイトルどおり「やはりクリントイーストウッドは凄かった」。
 
作品内容と邦題に多少のずれがあり、それが作品をより不合理に見せかけてしまうのか。原題「UNFORGIVEN」−許されなかった者−?老ガンマンの彼が許されなかったのは、世間からなのか?それとも神から許されなかったのか?
 
西部開拓時代の冷酷無比の殺人者マニー、その彼を更正させた、いまは亡き妻の眠る土地。
その土地を、自らそして子供たちへの復讐から逃れるため、終の棲家とすることを許されず、見知らぬ土地へ移住し、子供たちへの報復におびえて暮らさなければならない、彼は安穏の生活を-UNFORGIVEN-許されなかった。
片や、正義を超越し悪の領域に踏み込む行為すら厭わないジーンハックマン演ずる保安官、彼もまた許されざる者。クリントイーストウッド演ずるマーニーとは逆に、彼は町の保安官として生き続けることを-UNFORGIVEN-許されなかった、そのように考えられます。
 
‘駅馬車’‘帰らざる河’‘シェーン’‘荒野の用心棒’昔の西部劇は楽しかった。‘許されざる者’酒場の決闘シーンは‘シェーン’に匹敵する緊迫感・・・しかし楽しさはまったく無い。西部開拓時代の「生と死」を突き付ける重い重い映画でした。
posted by ドンドン at 18:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画
この記事へのコメント
許されざる者、ですか。
暗くて、重い印象が残っていますが、ドンドンさんの意見に一票、確かにいい映画だったと記憶しています。
硫黄島の二作品はすばらしいです、なぜの日本発(日本製作)で‘硫黄島からの手紙’のような作品が製作できないのでしょうか。
Posted by KERO at 2007年11月06日 17:47
父親たちの星条旗、・・・・・実はまだ見ていません。
早速、観てみます。
Posted by ドンドン at 2007年11月08日 00:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/6509947

この記事へのトラックバック