公認会計士vs特捜検察
「粉飾決算はなかった」の副題、今時のキャッチフレーズとおもいきや、背筋が寒くなるほどの内容でした。
白アリ駆除会社潟Lャッツの会計監査及び店頭公開以降のビジネスパートナーとして関与した公認会計士が、粉飾決算に加担したという証券取引法違反容疑で逮捕される経緯とその後の地裁・高裁における闘争を描いた書物です。
これは本当にンフィクションなのか(というか、どこまでが真実なのか)という疑問は残りますが、細野会計士一世一代の渾身の主張だと思われます。来年から始まる裁判員制度によって、私たちにより身近のものになる裁判、その意味でも一読をお勧めします。
この書籍を推薦され、お貸しいただいたo先生に感謝!